今回のブログは、転職してキャリアップしたい医療従事者の方やMRの資格を持ってる方に向けて、オススメの職種であるCRAの魅力をご紹介していきたいと思います!

本記事はYouTube動画でもご紹介していますので、動画視聴はこちらから↓
CRAの魅力5選!
CRA(臨床開発モニター)は臨床開発に携わる職種で、キャリアアップを望める魅力的なお仕事です!
具体的には次のような5つの魅力があります。
- 治験に携わることで専門性を高められる
- ハイレベルなビジネススキルが身につく
- キャリアパスが多様
- 柔軟な働き方ができる
- 年収が意外と高い
CRAの魅力①:治験に携わることで専門性を高められる
CRAは、製薬会社等が実施する臨床試験(治験)に関わる様々な実務を代行するCRO(医薬品開発業務受託機関 )に属する職種の1つ。
治験という専門性が求められる仕事に携わることができることが、魅力の一つ目になります!
CRAは、治験の進行をサポートする専門職。
医師とカルテを基にディスカッションをする機会等もあり、担当プロジェクトの疾患知識に詳しくなることは間違いありません。
専門的な知識を要するプロトコル(臨床研究実施計画書)の作成サポートや、臨床検査の数値の把握といったことも業務内容に含まれます。
CRO(医薬品開発業務受託機関 )の役割
CSOが所属するCROは、臨床試験を製薬メーカーと共に行う、パートナー的な役割を果たしている企業のことです。
新薬が世に出るまでには、臨床試験という医薬品の有効性や安全性を図る試験を行っています。
そして臨床試験では、治験薬と言われる世に出ていない医薬品を患者さんに服用してもらう治験を、GCPという大変厳格な省令に従って実施します。
製薬メーカーにとって、治験は膨大な時間と労力を必要とする一大プロジェクト。
そのため、自社だけではなく、医薬品開発業務受託を専門とするCROに臨床試験の準備から終わりまで一貫して依頼したり、臨床試験の一部を依頼するというのが、全体像になります。
CRAの魅力②:ハイレベルなビジネススキルが身につく
CRAという仕事をすることで、ハイレベルなビジネススキルを身につけることができます。
仕事をする上で土台となるコミュニケーション能力や問題解決能力等といったソフトスキル。
そして、治験という一大プロジェクトの管理を担うことで、プロジェクトマネジメントスキルを身につけることもできます!
CRA(医薬品開発業務受託機関 )の仕事内容
CRAは治験という、一大プロジェクトを段取り回していくお仕事。
ここでは、治験開始時と治験実施中、治験終了後に分けてCRAの仕事内容を説明したいと思います。
治験開始時
製薬メーカーから委託されて、最初にする仕事は、治験責任医師、実施医療機関の選定です。
治験を実施するのに必要な医療設備や技術が整っているかということや、治験に関わる医師や看護師などのスタッフが適切な資格と経験を持っているか等を確認。
また、治験に必要な患者数を確保できるかということや、以前に行われた治験の成績やプロトコルへの遵守度等も調査します。
そして、実際にリストアップした医療機関を訪問。
治験を依頼すべくアプローチをします。
依頼を受けてくれる医療機関が見つかると、契約を交わし、スタートアップミーティングや治験の実施に必要な準備を行います。
また、治験を実施する病院内でポスター貼ったり、カルテ見て、被験者を探します。
治験実施中
被験者が決まり、治験が始まったら、CRAは定期的に病院を訪問し、治験が適切に実施されているかを監査(モニタリング)します。
安全性の管理や進捗管理を行い、時にはスタッフを教育する立場になります。
治験医師と関わることが多く、交渉力や提案力が培われます。
また、治験中にアクシデントが起きた際は、問題解決のために尽力するのもCRAの仕事。
問題解決能力も磨くことができます。
治験終了の報告手続き
治験終了後は、データ管理と統計解析のサポート、規制当局へ提出する報告書の作成支援等の業務があります。
最終報告書が完成した後は、それを治験スポンサーや関連する規制当局に提出するプロセスをサポートします。
CRAの魅力③:多様なキャリアパス
CRAは間口が広く、出口も広いのが魅力です。
医療従事者への採用の間口が広い
医療従事者からのステップアップ先として選ばれるCRAという職種。
病院内で働いている医療従事者や病院に訪問しているMRとの親和性が高く、採用の間口も広くなります。
民間企業に転職したい医療従事者の方の第一歩目として、チャレンジすることも可能です。
また、MRからCRAへの転職に成功した方についてまとめたブログ記事がありますので、是非ご覧ください!
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CRAのキャリアパス
CRAは、医薬品開発の専門性により、キャリアパスも多様化します。
CRO業界では、臨床試験の企画、実施、データ管理、統計解析、規制対応など、多岐にわたる専門職が存在します。
これにより、医学、生物学、薬学、統計学など様々なバックグラウンドを持つ人々がそのスキルを活かし、キャリアを築くことが可能です。
さらに、プロジェクトマネジメントやビジネス開発のような役割への移行も見込めます!
同じCRO業界内での転職を考えた際のキャリアパスの例は次の通りです。
- シニアCRA→リーダーになれるCRA
- CRA→DM、QC
- クリニカルリサーチマネージャー
また他業界を目指すならば、CRAで磨いたビジネススキルや専門性を次のようなキャリアで活かすことができます!
- 医療コンサル
- 製薬メーカー(臨床開発、CRA)
- 医療機器メーカー(臨床開発、CRA)
- 事業開発
- ヘルステック
- 人材紹介
CRAの魅力④:柔軟な働き方ができる
CRAはリモートOKの企業が多く、ワークライフバランスが整うという魅力もあります!
治験の案件によりますが、時短で働くことが可能な場合もあります。
治験のモニタリング中は定期的に病院に訪問するため、出張が発生することも多いですが、土日祝日は基本休み。
医療従事者の中には、シフト制の勤務や土日祝も働くこと、夜勤等から解放されたいと思っている方も多いかと思います。
CRAに転職することで、ワークバランスを整え、柔軟な働き方ができる環境を手に入れることができます!
CRAの魅力⑤:年収も意外と高い
看護師や薬剤師、MRの方は、そもそも年収が高いので、転職をする際、年収の部分で躊躇する方も多いかと思います。
CRAは20代で未経験でも年収が500万円に到達する可能性があります!
また、経験年数を重ねるごとに年収の相場は上がり、5年目以降は600万から1,000万円ほどに推移。
意外と高年収なのが魅力になります!
まとめ
今回は転職してキャリアップしたい医療従事者の方やMRの資格を持ってる方に向けて、「CRAの魅力5選!」と題して、CRAの魅力をお伝え致しましたがいかがでしたでしょうか?
本記事から、転職のヒントや勇気を与えることができればと思います。
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