今回のブログは、コントラクトMRへの転職を考えている人に向けた内容のブログになります。
本記事はYouTube動画でもご紹介していますので、動画視聴はこちらから↓
Contents
コントラクトMRのメリットとデメリットを解説!
コントラクトMRとして働く、メリットやデメリットについて、早速ご紹介致します!
コントラクトMR転職のメリット
コントラクトMRのメリットは沢山ありますが、特に次の4つがメリットです。
- 多様なプロジェクトを経験できる
- 医薬品の営業というキャリアアップの可能性が広がる
- 手厚い福利厚生
- 勤務地を希望することができる
コントラクトMRのメリット①:多様なプロジェクトを経験できる
コントラクトMRは、CSO企業に所属してプロジェクトベースで働くため、様々な製薬会社のプロジェクトに関わります。
領域経験がどんどん増えていきますよね。
- 大手企業の新薬のプロジェクトに派遣される
- 未経験でも研修制度を活用しながら、新しい領域の知識と経験を身につけることができる。
また製薬会社専属のメーカーMRと比較しても、次のようなメリットがあります!
- メーカーMR:自社の疾患領域や主力製品を扱うことになり、知識が偏る
- コントラクトMR:新しい領域経験を習得できる環境にあり、経験を重ねるごとに知識の幅や視野が広がる
一つの領域に対して、心に決めている人はその分野に特化したメーカーMRを目指すことをおススメします。
しかし、色々な領域に興味がある方や、飽き性の方にはコントラクトMRがピッタリかと思います!
コントラクトMRのメリット②:キャリアアップの可能性が広がる
未経験からMR転職を目指す方向けのメリットですが、コントラクトMRに転職すると「医薬品の営業スキル」が手に入ります。
営業未経験の方でも営業経験が手に入る唯一の方法がMRです。
他にも人材営業や法人営業などありますが、MRの仕事を活用して営業経験を手に入れることで高い年収を働きながら経験を積むことができます。
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医薬品の営業経験が積めることで、将来的にヘルステック業界や医療機器業界にチャレンジすることも可能になるのです。
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コントラクトMRのメリット③:手厚い福利厚生
医療業界全体に当てはまることですが、CSO企業も一般的な企業と比べて、充実した福利厚生を提供している企業が多いです!
他の業界と比較すると圧倒的に手厚い福利厚生を受けることができます。
家賃補助だって最大6〜8割ある企業も。
他にも、MRの営業日当等、様々な手当が設定されています。
営業日当の金額は平均すると、1日あたり2,000~3,000円くらい。
ほぼ毎日医療機関を訪問しているため、1ヶ月あたり20営業日で計算すると、毎月40,000~60,000円ほどもらえることになります。
しかも営業日当は非課税対象です!
また、会社によっては、ベビーシッターの費用補助や、家族の医療保険サポートも充実。
社員だけでなく社員の家族の健康と安心を支える制度が整っています。
金銭的だけではなく、健康のサポート等も整っているため、心身の健康を維持しながら仕事に取り組むことができます!
コントラクトMRのメリット④:勤務地や働き方を希望することができる
コントラクトMRは、勤務地を希望することができます!
CSO企業は製薬会社からプロジェクトを受注し、その案件に合ったコントラクトMRを派遣します。
派遣先は、タイミング的な意味での運や案件のニーズ、自身のスキル、会社からの評価等、さまざまな要素が絡み合って決まります。
そして、コントラクトMRは派遣先を決定する際に、自身が希望する勤務地の希望を言うことができます!
製薬メーカー専属のMRの場合、全国転勤を伴うことが多く、勤務地については希望が通りにくいことが多いです。
一方で、コントラクトMRの場合、エリアごとの採用を行なっているCSO企業もあり、勤務地の選択肢については、メーカーMRと比べると柔軟に行ってもらえる傾向にあります。
現在、MR業界全体でみても、人員について縮小傾向にあります。
そのため、全国どこでもに常にプロジェクトが豊富にあるわけではないので、希望の勤務地やプロジェクトに就けないケースもあります。
しかし最近は大手の製薬メーカーでは早期退職を募り、自社のMRを減らして、適宜CSOを導入するというのが主流になりつつあります。
そのため、今後コントラクトMRになることで、希望の勤務地やプロジェクトにて働くことができるチャンスが増えてくる可能性があります!
コントラクトMRのデメリット
続いて、コントラクトMRとして働く際に直面する可能性のあるデメリットについてもご紹介致します。
デメリットは主に次の2つです。
- 案件に即した働き方
- 評価と人間関係の複雑さ
- 年収が下がる可能性もある
コントラクトMRのデメリット①:案件に即した働き方
コントラクトMRの働き方は、派遣されるプロジェクト次第で、勤務地や仕事内容等、働き方が変化します。
同じCSO企業に所属するため、雇用上は安定していますが、製薬会社からのプロジェクトに従って働くため、案件に即した働き方になります。
働き方が変化する=不安定な要素として捉えることもできますよね。
「柔軟な働き方ができる!」というメリットと考える方がいる一方、「安定した働き方をしたい!」と考える人にとってはデメリットになります。
例をあげると、次のように、派遣先も担当領域も変わってしまう可能性があります。
派遣先:大都市部の大病院→地方のクリニック
担当領域:心血管領域の薬剤担当→糖尿病治療薬の営業
仕事内容や勤務地を希望することができる一方、希望する条件のプロジェクトが必ずしも存在するわけではないというのがコントラクトMRの働き方です。
柔軟な姿勢と何を最も重要視するのかという軸を明確にしておくことが大切です。
コントラクトMRのデメリット②:評価と人間関係の複雑さ
コントラクトMRになると、評価や人間関係の複雑さに直面することがあります。。
所属しているCSO企業に、コントラクトMRを管理している上司にあたるプロジェクトマネージャーがいます。
また、派遣先の製薬会社にも上司がいます。
つまり、2つの異なる視点から評価を受けることになります。
評価基準や期待が異なるため、プレッシャーを強く感じてしまう人もいるかと思います。
特に、配属先の上司はプロジェクトごとに変わるので、高い適応力と柔軟なコミュニケーションスキルが求められます。
しかし、仮に配属先の人間関係が上手くいかなくとも…
- MRの仕事は一人で病院を回る時間のほうが圧倒的に多い
- プロジェクトの期間が終了するまで耐えれば良い
と割り切って働くこともできます。
コントラクトMRは実務内容は製薬メーカーの社員と変わりませんが、社員ではありません。
そのため、次のような自覚を持って働くことが大切になります。
- 製薬メーカーはお客様
- クライアントワークとしてのスタンスを持つ
- 製薬メーカーのニーズや文化に適応できるよう努力する
- 扱っている商材もは自社のものではなく、お客様のもの
情報管理はもちろんですが、コンプライアンスの遵守や社用車の管理、IT機器の管理について、より注意して行うことが大切です。
良い評価を得るためにも、社会人として、クライアントに対して責任感ある行動をすることが求められるところに難しさがあります。
コントラクトMRのデメリット③:年収が下がる可能性(※大手製薬メーカーから転職する場合)
大手の製薬会社で働くMRが、コントラクトMRとして転職する場合、年収が減少すること多いです。
そのため、大手製薬メーカーに所属していたMRの方が転職する際は、転職の軸を明確にすることが大切です。
- 違う領域でのスキルを身につけたい
- 柔軟な働き方をしたい
上記のようなメリットを求めている場合は、コントラクトMRになることで理想のライフスタイルを手に入れることができるかと思います!
そして、次のような方は年収は下がらず、むしろ年収UPを期待できます。
- ジェネリックを扱う製薬会社のMRからコントラクトMRに転職
- 営業未経験からMRに挑戦したいという人
- 他の業界から待遇の良い医療業界への転職を考えている人
転職することで、一時的な収入が減少してしまうことに対する不安を感じるかもしれません。
しかし、CSOはキャリアアップのための研修や自己啓発の機会を提供している企業が多いです。
コントラクトMRへの転身することで、長期的に見ると、キャリア全体の向上につながることもあります。
これらのデメリットを理解した上で、自己のキャリアプランに合致した選択をすることが重要です!
まとめ
今回は「コントラクトMRのメリットとデメリットを解説!」ということで、ご紹介致しました!
本記事から、転職のヒントや勇気を与えることができればと思います。
転職相談をご希望の方は次の案内から是非、詳細ご確認お願いいたします!
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