本ブログは、ヘルステック業界への転職を考えている方に向けた内容です。
本記事はYouTube動画でもご紹介していますので、動画視聴はこちらから↓
Contents
コンサルからヘルステック業界の事業開発部門に転職成功!
自己紹介
年齢は33歳です。
経歴は次の通りです。
- 国立大学を出て新卒で、MRとして大手製薬会社に就職
- ヘルステック企業に転職
- ガバナンスやパブリックの仕事に携わるコンサルティング企業に再度転職
そして、この度ヘルステック業界の事業開発部門への転職に成功しました!
転職前の状況
ヘルステック企業時代
ヘルステック企業では、主に製薬企業向けにITサービスを提供する役割を担当。
具体的には、最近製薬会社が自社のプロモーションをする際、ベンダーを使うようになっているため、戦略立案や効果検証等を行っていました。
プロジェクトマネージャーや、チームのマネジメントを経験。
プロジェクトの予算管理や、クライアントとの折衝、チームメンバーの育成等も担当していました。
コンサル会社時代
公共・パブリック業界向けにサービスを提供するのコンサルティング会社に在籍し、主に中央省庁や大手企業向けのコンサルティング業務を担当。
医療系のバックグラウンドを活かし、デジタルヘルスケアソリューションの提供や、AIガバナンスの構築支援等を行いました。
例えば、官公庁向けにITシステムの導入支援を行い、システム導入のためのマニュアル作成や、関係部署との調整、課題解決の支援等を担当。
また、大手メーカー向けにAI導入支援を行い、AIの利活用に関する社内規則の策定や、リスク評価のためのチェックリスト作成等、AIを適切に活用するための体制づくりを支援しました。
転職を決意したきっかけ
ヘルスケア業界に戻りたいと思ったからです!
コンサルとして働いていた時は、製薬企業向けのサービス提供が中心で、医師との面談を通じて、地域での診療の仕組みに多くの課題があることを知りました。
特に糖尿病等の慢性疾患では、高齢化に伴い患者数が増加しており、このままでは状況がさらに厳しくなると感じました。
そこで、医療制度の改革や持続可能な医療提供体制の構築等、より幅広い視点で医療に貢献したいと考えるようになりました。
生成AI等の新しいテクノロジーが登場し、これらを活用した新しい医療サービスの可能性に魅力を感じたからです。
単に製薬企業向けのサービス提供だけでなく、より直接的に社会システムの改革に関わることができる、ヘルステック分野に強みを持つ企業への転職を決意しました。
実は、にしまファーマさんから連絡を頂いたことも、転職のきっかけの1つです。
転職サイトに登録して、にしまファーマさんからスカウトメールがきて、色々やり取りをする内に、転職を決意しました。
そうなんです!
背中を押して頂き、ありがとうございます!
転職の軸
私の転職の軸は大きく3つありました。
- ヘルスケア業界での課題解決
- テクノロジーの活用
- 自分のスキルや経験を最大限に活かせる環境
特に医療分野における課題解決に貢献したいという気持ちが強かったです。
例えば、高齢化社会における持続可能な医療提供体制の構築や、地域間での医療格差の解消等、社会全体に影響を与えるような課題に取り組みたいと思いました。
元々、AIやビッグデータ解析、IoTなどの最新技術を医療分野で活用することに、とても関心がありました。
これらの技術を使い、医療の質を向上させたり、医療従事者の負担を軽減したりすることができると考えております!
MRとしての経験やWebマーケティングの知識、プロジェクトマネジメントのスキル等、これまでのキャリアで培ったものを活かしつつ、新しいことにもチャレンジできる環境を求めていました。
今回の転職先はこれらの条件に全てマッチしており、自分の理想とするキャリアを築けると判断し、転職した次第です。
年収の変化
年収に関しては、大きな変化はありませんでした。
コンサル会社では、年収は900万円でした。
そして、今回の転職先もだいたい同じくらいです。
そうですね。
今回は、仕事の内容や領域を重視して転職を決めました。
コンサルとして働いていた時も、「ヘルスケア業界に貢献したい」という気持ちを持ちながら、やりがいのある仕事を担当していました。
しかし、一度ヘルスケア業界を経験して、その後コンサルティング業界に移り、改めてヘルスケア業界で活躍したいなと思うようになりました。
転職活動を振り返って
ヘルステック業界の範囲が非常に広く、理解を深めることが大変でした。
- 医療機関向け:電子カルテシステム・オンライン診療プラットフォーム等
- 個人向け:健康管理アプリ・ウェアラブルデバイス等
- その他:ゲノム解析・創薬支援AI等
全ての事業の仕組みや市場動向を理解すことに、多くの時間を費やしました。
「自分がなぜヘルステックを目指すのか」ということについて、再度立ち直り、自分の中に落とし込んだ上で、しっかりと表現することができるまでの課程にも苦労しました。
「コンサルというキャリアを捨てて、わざわざヘルステックに行きたいのはなぜ?」という点をどうしても問われてしまうからです。
元々、事業会社にいきたいという強い希望があったということを大前提に話をしました。
今までの経歴だと、全てベンダー企業だったため、事業会社でサービスを広げたい。
そして、どのようなヘルスケア分野を希望するかや、社会的な課題を解決していきたいという思いについての話をしました。
転職支援を受けた感想
非常に有益でした。
特に印象に残っているのは、面接対策です。
経歴のアピール方法を考える際は、MRとしての経験をどのようにヘルステック業界での強みとして説明するか等、具体的なアドバイスをして頂き、とても良かったです。
また、履歴書や職務経歴書の書き方についても細かな部分まで、支援して頂きました。
製薬業界とIT業界の両方の経験をどのように表現するかが課題でしたが、的確なアドバイスのおかげで、自分の強みを効果的にアピールすることができました。
そして何より、転職活動は不安も多かったのですが、精神的にも大きな支えになりました。
にしまファーマさんの支援のおかげで、自信を持って面接に臨み、希望の企業への転職を実現でき、感謝しています。
これから転職を考えている方へ
医療とITの両方の知識を深めることがとにかく大切です。
医療の基礎知識はもちろん、AI、ビッグデータ解析、クラウドコンピューティング等、最新技術にも関心を持って下さい。
例えば、オンライン診療システムの仕組みや、AI画像診断の原理、医療データの匿名化技術等、具体的なトピックについて学んでみるのも良いかと思います。
結果的にヘルステック業界の課題が見えてくるので、面接にも役立つかと思います!
まとめ
今回は、コンサルティング業界からヘルステック業界への転職に成功した事例をお伝え致しましたが、いかがでしたでしょうか?
インタビュー内容を通して、転職のヒントや勇気を与えることができればと思います。
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