今回のブログは、コントラクトMR転職への転職を目指す方に向けた内容です。
そこで今回は、内資の製薬メーカー専属のMRからコントラクトMRへ転職した方にインタビューしていきたいと思います![/st-kaiwa4]
本記事はYouTube動画でもご紹介していますので、動画視聴はこちらから↓
Contents
内資MRからコントラクトMR転職!転職成功者にインタビュー!
今回は、コントラクトMRへ転職をした際、にしまファーマにて支援させて頂きました方にキャリアインタビューをしました!
自己紹介
35歳男性です。
中小製薬企業の専属MRから転職し、現在CSOに在籍しコントラクトMRとして働いています。
よろしくお願いいたします!
転職前の悩み
前職での悩みは主に2つありました。
- 業績悪化
- 人間関係
転職前の悩み①会社の業績悪化
中々新薬が売れない状況が続き、屋台骨だった薬の特許切れも起き、業績が悪化。
待遇悪化の懸念もあり、将来性に不安を覚えるようになりました。
そして業績悪化の影響が次のような形で表れていました。
- 営業人員の削減
- 部署の配置転換
- 営業以外の仕事も担当
上記のような状況下に不満や不安を覚え、この度転職を決意しました。
転職前の悩み②人間関係
会社の人間関係や、お得意先との付き合いに悩むことが多かったです。
最初に配属されたのが地方の営業所で、キャラの濃い方が多く、飲み会も頻繁に開催されました。
昔ながら人たちが多く、体育会系よりな風潮もありました。
飲み会は、居酒屋→キャバクラ→居酒屋→ランジェリーパブ→居酒屋orラーメンという流れで行われることもありました。
拘束時間も午後7時半から朝の4時半までと長く、飲み会が苦手な人にとっては苦しい時間でした。
また、金銭的面でも負担が大きく、1回飲み会に参加するだけで2~3万円かかる場合もありました。
担当したエリアが少し特殊で、薬局が権力を握るエリアでした。
売り上げは少ないのに、面調剤薬局やチェーンのドラッグストアの薬局長等が参加する、薬局だけを相手にしたイベントがとても多かったです。
例えば、休みの日の土曜日朝に花見の場所取りに会場に行き、夜の午後6時ぐらいに集まって薬局の方々をもてなす様なこともありました。
全くありません。
処方元の先生方は、開催するイベントには来ないため、実際の処方には結びつかず、「どうしてこんなやってるんだろう」と思うようになりました。
MRの転職事情
多いですね。
最近も話題になっていますが、大手企業でも早期退職者募集の流れが2020年度頃から加速し、周りでも早期退職をする方がいました。
50代半ばや60代前半の人が、早期退職でMRを辞め、定年の60歳や65歳までの間、コントラクトMRとして働くケースが多かったです。
コントラクトMRのリアル
コントラクトMRのイメージ
実際になる前のイメージと現在やってみていかがでしょうか?[/st-kaiwa4]
コントラクトMRになる前のイメージは次の通りです。
- 派遣先の製薬メーカーはCSOに高いお金を払ってコントラクトMRを登用
- 営業売上目標の数値等がすごく厳しい
- 「数値目標を達成できていない」等と上から言われる
- 数値目標を達成できるか不安
しかし、蓋開けてみると、次のような状況でした!
- メーカーの専属MRとコントラクトMRは同じような扱い
- 数値目標等の営業に関するプレッシャーも専属のMRと同等
- 思ったよりもきつくは感じない
- ほどよいプレッシャー
製薬メーカー専属のMRとは違い、コントラクトMRは、様々な会社の薬やパーツを扱うことが、とても新鮮で楽しいです!
そうですね。
コントラクトMRの人間関係
プロジェクトを何個か経験していますが、どの職場もみんな優しいです。
社員の方にはあまりおらず、いわゆる管理職の人の中には、コントラクトMRを毛嫌いする方はいらっしゃいました。
最初に配属された勤務地の管理職の方は、コントラクトMRを嫌っている様子でした。
ほぼ会話をした経験はないのですが、所属しているCSOのマネージャー等が、事前に色々教えてくれました。
話によると、コントラクトMRを結構リプレイする方とのことでした。
入社の際、お世話して頂いたマネージャーさんからは、「もし何かあったらすぐ私に連絡してね。対応ちゃんとするから」と言って頂き、心強かったです。
コントラクトMRの内勤業務
大変だという意見も多いですね。
しかし私の場合は、勤怠の管理はCSO側でやって頂きましたし、内勤の仕事が大変だと思うことはありませんでした。
コントラクトMRの認知度や知名度
色々調べてはみたのですが、あまり情報が無く、転職する前は「コントラクトMR=人が足りない時の臨時要員」という捉え方でした。
そして、勤務地を例えば関東地区や東海地区といったように、絞ることができるという情報も、調べていく内に知りました。
地方でしかMR経験がないため、患者数が多い首都圏でお仕事ができることは魅力的でした。
そのため、首都圏勤務のコントラクトMRになって、色々な経験を積めたらと思い、転職先として考えるようになりました。
MRからみたコントラクトMRの存在
わからなかったです。
コントラクトMRの人達が自分たちから「私はコントラクトMRです」とは言わないです。
そのため「もしかしたらあの人はコントラクトMRだったのかな?」と今考えると思う方もいますが、断定できるほどの情報もなく、誰がコントラクトMRかはわかりません。
そうですね。
基本的には社内の人達はわかりますが、社外の者にはわからないですよね。
CSO転職後の年収の変化
前職では、日当も含め、年収が500万円ぐらいでした。
そして転職後は600万円を少し超えるぐらいになりました。
しかし、前職は製薬会社所属ということもあり、福利厚生がしっかりしていて、家賃補助も充実していました。
福利厚生まで含めると、額面の年収はCSO転職した後の方が上がった気がしますが、製薬会社の福利厚生を含めると年収は微増ぐらいでした。
- 大手製薬MR→コントラクトMR
- 中小内資MR→コントラクトMR
- 後発品MR→コントラクトMR
- 未経験MR→コントラクトMR
2、3。4の方は年収が上がりそうですよね!
前の会社は中小内資で、で基本給+毎月もらえる手当が少しだけありましたが、それ以上にもらえることはなかったです。
確かに、他の業界にお勤めされている人の年収を聞くと、恵まれている方だと実感します。
転職後の年収の上がり幅
営業の実績や派遣先の製品の売り上げ等によって評価が変わり、ボーナスの比率も変化するため、年によって上がったり下がったりします。
しかし、大体700万円ぐらいの年収に落ちついているのが現状です!
そうですね。
一定の年収までは、上がると予想しています。
もし、1,000万円以上の年収が欲しいと考えた場合は、管理職を目指す必要があります。
転職活動の軸
転職活動の軸は、MRという職種に再び就くことです。
しかし、製薬メーカー専属のMRだけに絞ってしまうと、求人数も少なく、難易度が非常に高いという現状がありました。
コントラクトMRを選ぶきっかけ
実は、製薬メーカーのMRを受け、1次面接を突破し、希望地等についても確認された経験があります。
しかし、2次面接の案内と共に勤務エリアについての内容が記載されたメールには、希望地とはかけ離れたエリアが書かれていました。
極端なこと言うと、豪雪地帯みたいなところでした。
「ここ俺行くの…?」と思って、すごい冷めてしまい、途中で辞退。
メーカーのMRだけではなく、コントラクトMRも視野に入れて、転職活動をしようと思いました。
また、コントラクトMRならば、数は少ないかもしれませんが、希少疾患等のスペシャリティな領域に携わるチャンスがあるかもしれないと考えました。
にしまファーマの支援を受けるきっかけ
「コントラクトMRに転職しよう!」と決め、すぐに医療業界の転職に特化している「にしまファーマ」さんに問い合わせをしました。
その後、提案して頂いたCSO企業を受けて、すぐに採用を頂くことができました。
派遣先メーカーは内資と外資のどちらがいいか選択することができ、勤務地についても、いくつか提案がある中から、選ぶことができました。
にしまファーマのブログについて
元々、にしまファーマさんのブログを前から見ていて、転職する際にその情報がとても役に立ちました!
各CSOの特徴が書いてあり、中小から大手のCSOまで全ての情報を網羅していて、とても分かりやすかったです。
研修が手厚い会社・まだ若い会社・CSO業界でトップの会社等も知ることができ、業界研究や志望理由を考える時に役に立ちました。
また、実際にどのような働き方をするかということや、プロジェクトの決まり方、上司との付き合い方もまとめられていた記事も、良かったです。
転職後に実際勤務開始となった際も、イメージを持って仕事を始めることができました。
にしまファーマの支援について
支援を受けてからは、ブログに書いていない、内部事情等も色々教えて頂きました。
希少疾患やオンコロジーのプロジェクト等、気になっている領域を扱うCSOの情報は、とても貴重でした。
また、どんなCSOなら合うかということをヒアリングしつつ、総合的に考えてくれたので、理想だけで考えるのではなく、より現実的な選択肢を提案して頂いたのも良かったです。
最終的には、最初から研修等に追われ、一杯いっぱいになってしまうことを避け、今まで経験した領域のプロジェクトを選び、とても満足しています!
最初は経験したことなる領域を扱い、コントラクトMRとして経験を重ねて、いずれ希望の領域のプロジェクトに移行できたらと今は考えています。
転職活動の感想
「意外あっさり決まるもんなんだなあ」というのが、一番の感想です。
初めて派遣された支店では、売上のランキング上位に名前がのったので、「頑張ればできるんだ」と最初から自信を持って仕事をすることができました。
そうですね。
コントラクトMRのメリットとデメリット
勤務地をある程度考慮して頂けると言う点です!
例えば、関東地区を希望した場合は「じゃあ青森ね!」という話にはなりません。
前はもっと融通が利いて、首都圏で希望を出すと、3県くらいの希望を伝えるだけで良かったのですが、今は最低5県くらいの希望地を上げて欲しいと言われています。
そうですね。
また、メリットのもう一つが、領域についても希望を考慮してもらえるということです。
しかし領域の希望を優先した場合は、勤務地はどうしても希望通りにいきません。
人によっては、勤務地か領域のどちらかしか選べないということが、デメリットになってきます。
例えば家族がいて、子どもが就学児だった場合、希望の領域ではないが勤務地を優先し、仕方なく、提案されたプロジェクトに入るといったケースもあります。
契約期間が短いことについては、デメリットに感じたことがあります。
昔は2年~3年というスパンで契約することも多かったのですが、最近は、半年や1年という短期間で契約するプロジェクトが多いです。
あまりにも短い契約期間だと、住むところを探したり、引っ越しという点が結構負担になります。
しかし、人によっては、契約期間が短いことはメリットでもあるようです。
契約期間中は、仕事があるから安心して生活できる。
そして、短いからこそ、気を切らさずに目標を持って仕事ができるというメリットにも成り得ます!
まとめ
今回は、内資の製薬メーカー専属MRからCSO所属のコントラクトMRへの転職に成功した事例をお伝え致しましたが、いかがでしたでしょうか?
インタビュー内容を通して、転職のヒントや勇気を与えることができればと思います。
転職相談をご希望の方は次の案内から是非、詳細ご確認お願いいたします!
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