今回のブログは、コントラクトMRへの転職を目指す方に向けた内容です。

そこで今回は、中小の製薬企業からコントラクトMRに転職をして、現在高年収を稼ぐ方にインタビュー!
コントラクトMRのメリットについてお話して頂いたので、ご紹介していきたいと思います。
本記事はYouTube動画でもご紹介していますので、動画視聴はこちらから↓
自己紹介や転職理由

現在30代後半で、関東地方にてコントラクトMRの仕事をしています。
20代の時に、中小の製薬企業からコントラクトMRに転職。
CSO2社を経験し、今まで携わったプロジェクトは3つになります。

理由は2つです。
- 勤務地を変えたかった
- 働く会社と領域を変えたかった
メーカーのMRとして働いている時は、都会から離れた田舎を担当し、島に行くこともありました。
MRになれば、他社のMR方とも交流が深まると言われれていたのですが、そのような機会にも恵まれませんでした。
担当エリアに、若い方がそもそも少なく、他の勤務地で、同世代の方々と交流を深めたいと思うようになりました。
異業種も検討しましたが、給料面を考えると中々踏み切れず、コントラクトMRへの転職を決意しました。
コントラクトMRのメリットが無限大?

コントラクトMRはCSOに所属し、製薬会社に派遣されて営業活動を行います。
そのため、次のようなメリットがあります!
- 短期間で複数領域を経験できる
- 勤務地の希望を言える
- 社内のストレスがない
- 薬の特許について心配しなくていい

コントラクトMRのメリット①短期間で複数領域を経験できる
コントラクトMRは2~3年という比較的短期間で、複数の領域を経験できるという特徴があります。
製薬メーカー専属のMRになると、その製薬会社が注力する領域に限定されてしまうことが多いです。
また、一度一つの領域を担当してしまうと、今取り組んでいる領域で結果を出してからではないと、他の領域を担当できないないのが一般的です。

そうですね。
そのため、上司に領域変更をしたい理由等も含め、事前に相談した上で、実際にポストが空くタイミングを待つ必要があります。
一方コントラクトMRだと、上司にキャリアビジョンを言っておく必要がありますが、2~3年という短いスパンで、プロジェクトが全て違う製薬メーカーで違う領域を経験することができます!
短期間で、複数の領域を経験できると、次のようなメリットが生まれます。
- MRとしての総合的なレベルが上がる
- 別領域を経験することは、新しいことが多く刺激的なので、楽しく仕事ができる
- 若い時から領域を複数経験すれば後のキャリアにも役に立つ
コントラクトMRのメリット②勤務地の希望を言える
コントラクトMRは、所属しているCSOのプロジェクトマネージャーから提示されたプロジェクトに派遣されます。
そして、内容や勤務地を考慮した上で、そのプロジェクトに就くかどうか、本人の希望を伝えることもできます。

また、所属するCSOとの契約が、契約社員なのか、正社員なのかという点でも勤務地の希望を提示できるかが異なるような傾向もあります。
正社員登用の条件として「全国転勤OK」を提示しているCSOが多く、「関西限定」や「関東限定」等、希望勤務地を区切って契約している人は、雇用形態が契約社員として雇われていることが多いです。

そのため、何を優先させ、提示されたプロジェクトに対してレスポンスするかも大切になります。
コントラクトMRのメリット③社内のストレスがない
続いて、社内の人間関係にストレスがないというメリットについてもお話致します。
こちらのメリットについては、多くのコントラクトMRの方々に共感して頂けることが多いです!
長年勤めていると、配属先の上司や同僚、後輩との人間関係にストレスを感じる頻度が増えますよね。
しかし、コントラクトMRの場合、プロジェクトの経験年数が短期間で、関わる人も変わります。
そのため、面倒な人が社内にいたとしても、「関わっても短期間」と気持ちを割り切ることができます。
よくわからない試作や指示をされた経験等は誰しもありますよね。

そういう時に、コントラクトMRだと、その会社に雇用されている訳ではないので、割り切って仕事をすることができます。
メーカー直属のMRの方々が、イライラしながらその仕事に取り組んでいる中、コントラクトMRは「へー、ここの会社の方針ってこんな感じなんだ、いろんな会社があるなあ」という感覚です。
そのためストレスを感じることなく、仕事を進めることができます。
コントラクトMRのメリット④薬の特許について心配しなくていい
コントラクトMRは、複数の製薬メーカーを渡り歩けるため、薬の特許について、心配しなくていいというメリットがあります。
特に、新薬メーカーの場合は、新薬が出ても時間が経つと主力製品の特許が切れ、MRの人数を減らされる場合もあります。
そうなってくると、新薬メーカー直属のMRにとっては死活問題です。
しかし、コントラクトMRの場合は、そのような不安とも無縁です!
大型製品の特許が切れそうになるタイミングで、そのメーカーとの契約が終了しても、また新たな特許の長い製品があるプロジェクトに行くことができます。
そのため、特許を心配する必要もなく、不安なく仕事をすることができます。

確かにそうですね!
コントラクトMRは高年収で優秀人材が多かった

そうですね。
年収について私の場合、製薬メーカー専属のMRからコントラクトMRになったのですが、年収が50万円くらい上がりました。
そして優秀な人材についての話をすると、優秀なコントラクトMRが揃っている営業所では、重点エリアもコントラクトMRに任せてしまうような例もありました。
コントラクトMRの年収について

大手や中堅の製薬メーカーから、コントラクトMRに転職するのであれば、福利厚生等も含め、全体の収入が下がります。
ただし、私の場合は、小さめな製薬会のMRだったため、コントラクトMRに転職することで年収を上げることができました。
また、家賃手当や日当といった、様々な手当てもしっかりあります。

CSOにも製薬メーカーほどではありませんが、結構充実しています。
例えば、製薬メーカーは家賃補助が全額だったりしますが、それが半額になるようなイメージで考えて頂ければと思います。

そうですね。
そのため、年収や福利厚生だけではなく、ライフプランや自身の適正等も検討し、何を重視するのかを考えて転職するのが一番かと思います。
コントラクトMRは優秀な人材が多い

コントラクトMRは異業種からの転職者が多く、社会人としての経験値が高い状態で転職してきます。
また、ブラック企業で社会に揉まれてきた経験を持つ方も多く、仕事ができるケースが多いですね。

そうですね。
あとは複数社渡り歩くことによって、様々な薬を取り扱う機会も多く、疾患知識や他社品の知識についても、必然的に身につきますよね。
それらの知識を短期間で得ている方は、本当に優秀です。
コントラクトMRとは?

コントラクトMRは、CSOという、MRを派遣する会社に在籍しているMRのことをさします。
CSOから製薬会社に派遣されてMR活動をするのがメインのお仕事になります。

そうですね、そんなイメージに近いです。

その通りです!
そして、CSOに所属する方は、一般企業同様、契約社員の方もいれば、正社員の方もいます。
CSOに所属したコントラクトMRは製薬会社のプロジェクトに派遣され、他のMRと一緒に仕事をするという流れになります。
派遣されるプロジェクトについて

大きく分けて3つのパターンがあります。
- 人員が足りない
- 新規立ち上げ
- 新薬の立ち上げで増員
産休等で一時的に人が足りなくなった場合、中途採用でMRを雇うのではなく、コントラクトMRで人員不足を補充するという手段をとられることが多いです。
また、立ち上げたばかりの比較的小さな製薬会社では、MRを正社員として雇用するよりもコントラクトMRを選ぶことが多いです。
コントラクトMRには経験値が豊富な優秀な人材が多く、新規立ち上げの時に好まれる傾向にあります。
さらに、新薬の立ち上げの時で一時的に増員が必要な場合も、コントラクトMRで増員分を補充することが多いです。

まとめ
今回は、実際に現場で働くコントラクトMRの方にコントラクトMRのメリットや収入について、優秀な人材が多い理由等を教えて頂きました!
インタビュー内容を通して、転職のヒントや勇気を与えることができればと思います。
転職相談をご希望の方は次の案内から是非、詳細ご確認お願いいたします!
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