【看護師から民間企業へ】転職成功する人の特徴3選!スキルより大事な考え方とは?

本ブログは、民間企業への転職を考えている看護師さんに向けた内容です。

にしま
にしま
看護師としての経験しかない方でも、民間企業への転職が成功する人の特徴をお伝えします!

本記事はYouTube動画でもご紹介していますので、動画視聴はこちらから↓

 

こんな方におすすめ

  • 看護以外の職種に興味がある20〜30代の方
  • 働き方を変えたい、生活リズムを整えたいと思っている看護師の方
  • 自分にスキルがないと思い込んでいる看護師の方
  • 転職準備に何をすればいいかわからない看護師の方

この記事を書いた人

西雅貴

西 雅貴(にし まさき)

【経歴】

  • 2015年3月|長崎大学 卒業
  • 2015年4月|塩野義製薬に新卒入社(MR職)
  • 2019年10月|コントラクトMRへ転職(1年勤務)
  • 2020年〜|医療ITベンチャーに転職(DX推進)
  • 2023年5月〜|にしまファーマ株式会社を創業

医療業界の転職支援に特化した人材紹介会社を経営しながら、
YouTubeやSNSで医療業界の転職情報・ノウハウを発信中。

📩 お問い合わせ:
m.nishi@nishimapharma.co.jp

民間転職で成功する看護師の特徴3選

民間転職で成功する看護師の特徴3選は以下の通りです。

  • 必要な事前準備を理解している
  • 年齢は20代が有利
  • 民間転職で起こる変化について理解している

1つずつ詳しく解説していきます!

民間転職で成功する看護師の特徴①:必要な事前準備を理解している

転職するために、資格を取ったり、ビジネスに関する勉強しようと思っている看護師さんも多いと思います。

結論から申し上げると、そういった転職のための準備は不要です!

資格やスキルの習得よりも、以下の点について考え、本質的な転職準備を進めている看護師は民間転職で成功します。

  • いつ転職するのか
  • どの企業に転職するのか
  • どの業界・職種に転職するのか
  • 自分の人生でどんなことを実現していきたいのか
  • 本当に転職したいのか
  • 病院ではなく民間企業でいいのか

この内省こそが、履歴書や面接の質を大きく高め、転職成功のカギになります。

民間転職で成功する看護師の特徴②:年齢は20代が有利

多くの企業が「若手の育成枠」として未経験者を採用する傾向にあります。

そのため、民間企業への転職を目指すなら20代のうち、29歳がタイムリミットだと思った方が賢明です。

ただし、例外もあります。

たとえば以下のような場合です。

  • オペ室経験が豊富
  • 看護師長の経験がある
  • 特定領域(がん、中枢神経系など)で高い専門性がある

30代以上であっても、これらの専門性の高い知見を活かし医療機器営業や臨床支援職に転職できるチャンスはまれにあります。

看護師は資格職のため、戻ろうと思ったらいつでも看護師職に戻ることが可能

にしま
にしま
「いつか転職したい」と考えているなら、思い立った“今”行動することが転職成功の近道です!

民間転職で成功する看護師の特徴③:民間転職で起こる変化について理解している

看護師から民間転職すると変わることは、大きく以下の3つです。

  • 働き方
  • 収入
  • キャリア

民間転職によって、「転職当初から思い描いていた通りのメリット部分」と、「転職当初はデメリットに感じる部分」という相反する変化が起きます。

民間転職で成功する看護師はこの変化をしっかりと理解しています。

にしま
にしま
1つずつ詳しく解説していきます!

看護師から民間転職すると変わること①:働き方

多くの看護師が転職を考える最大の理由が「働き方の過酷さ」です。

夜勤やシフト勤務は、体力面でも精神面でも負担が大きく、生活リズムも崩れやすいのが現実です。

にしま
にしま
特に女性は20代後半以降、体力的に夜勤がきついと感じる人が多くなりがちです…

民間企業の多くは月〜金の固定勤務で土日祝休みです。

  • 休日に友人と予定が合わせられる
  • 連休で旅行に行ける
  • 規則正しい生活で体調が安定する

こうした働き方の改善で、生活の質そのものが向上します!

看護師から民間転職すると変わること②:収入

看護師の年収は夜勤手当などで底上げされているため、転職初年度は年収が下がる可能性が高いです。

しかし、看護師は収入に上限があり、継続的に働いても収入が伸びづらい構造にあります。

一方、民間企業では5年後・10年後の中長期的なキャリア形成による収入アップが見込めます。

そのうえ、昇給制度や業績賞与、役職手当などがあり、継続的に働けば確実に年収は上がっていきます。

中長期的に見ることで、民間企業の年収は看護師の年収に追いついてきます。

看護師から民間転職すると変わること③:キャリア

看護師のキャリアアップには限界があります。

看護主任や看護師長といったポジションは限られており、職場を変えても同様のルートが多いのが実情です。

一方で、民間企業への転職は職種も部署も豊富なため、将来的なキャリアの可能性が一気に広がります。

たとえば、MR職で成果を出せば営業マネージャーや本社勤務へ昇格することも。

さらに、採用・人事・マーケティング・広報・企画など、看護師時代には想像もできなかった職種に挑戦できる環境が整っています。

転職後も別の企業に再チャレンジすることで、キャリアは掛け算のように増えていきます。

看護師から民間転職を考える人がしがちな2つの誤解

看護師から民間転職を検討する際によく耳にする下記2つの誤解について解説します。

  • 資格取得やPCスキルの取得が必要
  • ビジネススキルの取得が必要

よくある誤解①:資格取得やPCスキルの習得が必要

よくある誤解のひとつが「民間企業に転職するには、資格やパソコンスキルを事前に習得する必要がある」という考え方です。

にしま
にしま
実際弊社で支援させていただく際にも、看護師さんから「資格やスキルは必要ですか?」という質問をたくさんいただきます。

実はこれ、完全に誤解です。

そもそも実務未経験者を受け入れる企業の多くは、入社後の研修やOJT制度が整っており、事前学習や資格取得は不要な場合が多いです。

「パソコンが使えません」と不安を抱く方は、こうした研修制度が充実している職種・業界を選ぶべば良いでしょう。

一方で、電子カルテを日常的に扱っていた時点で、基本的なタイピングスキルは備わっているとも言えます。

また、WordやExcelなどの操作は、YouTubeやSNS、オンライン講座などを通じて短期間で習得可能です。

パソコンスキルについては、そこまで不安にならなくて良いでしょう。

よくある誤解②:ビジネススキルの習得が必要

「自分にはビジネススキルがないから…」と不安に思う看護師の方は少なくありません。

しかし、医療現場での経験を通して「医療知識」「コミュニケーション能力」が確実に培われています。

にしま
にしま
どちらも立派なスキルです!

自分に自信を持つことが、転職活動のスタート地点です!

まとめ

スキルがないと思い込んでいる看護師こそ、実は唯一無二の“現場経験”という強みを持っています。

資格の取得やビジネススキルの準備は不要です。

必要なのは「転職したい理由」と「叶えたい未来」を明確にすること!

不安な気持ちを一人で抱えずに、キャリアのプロと一緒に次の一歩を考えていきましょう。

にしまファーマでは、医療業界のキャリア形成に役立つ情報をお届けしています。

転職を検討中の方は、ぜひLINEに登録してご相談ください!

-キャリア形成, 転職成功ノウハウ