今回は、長年クリニックで勤務されていた医療事務スタッフの方をお招きし、MRの行動に対するスタッフの感情と裏側を徹底的に語っていただきました。
MRの皆さん、医療機関を訪問する際のマナー・気遣いは大丈夫ですか?
ドクターとの面会が成功の全てだと考えていませんか?
MRは「壁に耳あり、障子に目あり」の環境で活動しています。
そのため、受付や事務室で働く医療事務スタッフこそが、MRの院内での評価を握っていると言っても過言ではありません!
本記事はYouTube動画でもご紹介していますので、動画視聴はこちらから↓
こんな方におすすめ
- MRとして成功したい現役MRの方
- スタッフの方に好かれるMRになりたい方
この記事を書いた人
嫌われるMRの特徴①:トイレを無断で使用する

簡単な自己紹介からお願いします。
内科クリニックで医療事務を7〜8年やっていました。
うちの病院にもMRさんが来るので、事務から見たMRの印象というところを忖度なしで話させていただきます。
では、まずは、この人は嫌われるなというMRの話からどうぞ!
パターンは色々ありますが、空気が読めない人。
これが一番しんどいですね。
よくあるのが勝手にトイレを使っちゃう人ですね。
別にトイレを使っていただくのは全然構わないです。
ただ患者様もいらっしゃるので、一言お声がけいただかないと、「ちょっと気が使えない人だな…」と思ってしまいます。
こう思うのには理由がありまして。
MRさんが来るタイミングは診察の最後が多いと思います。
そうなると、そのタイミングはスタッフがもうすでにトイレ掃除を済ませてしまっていることが多いのです。
「さっき掃除したばかり」という状況で勝手に使われたら、腹が立ちますよね。
そうなんです。
それを声がけなしでやっていたら、「図々しい人」「空気が読めない人」と院内で認知されると思います。
「トイレを使うな」とは言いませんが、その一言があるかないかで印象は全く異なりますよ!
嫌われるMRの特徴②:訪問するタイミングが悪い

訪問ルール外に来る人ですね。
「今ちょっとだけいいですか」という風に、アポなしで来るMRの方は結構いらっしゃいます。
病院としてルールを決めているのですが、「先生と仲がいいから怒られないだろう」と考えて来院する方もいますね。
「先生の宿題の回答」という名目で、アポじゃないのに来るパターンもあります。
そういう風に言われると、事務の段階で追い返すことができなくなってしまい、先生に確認を取る羽目に…
その「先生に確認を取る作業」も楽なものではないで、そうなってくると、正直業務の邪魔と感じてしまいます。
昔、実際に会ったことがあります。
とあるジェネリックメーカーのMRで、「弊社のジェネリックを使っていますか?」と事務スタッフに聞いてきた方がいました。
「どの製品をどこの卸からいくらで購入しているか」という市場調査が目的だと思うのですが、正直困ります…。
そうですね。
本来の私たちの仕事ではないというところがまずあります。
昔はティッシュや可愛いボールペンといったサービス品でご機嫌が取れたかもしれないですが、今はそれができないので余計に空気を読んでほしいですね。
嫌われるMRの特徴③:空気が読めない

あります。
こちらがすごく忙しそうな顔してるのに、名刺を押し付けるように渡してくる人もいますね。
明らかにこっちがバタバタしてるのに、「お世話になります」などと面会の確認の催促をしてきたり。
そういった対応は、スタッフ側からすると「MRの都合をこちらに押し付けてきている」ように見えてしまいます。
そして、そういう人に限って診察室で足を組んだり、前かがみでずっと携帯をいじっていたりと待ってる間も態度がでかい(笑)
エンターキーをターン!みたいな人、います(笑)
こっちは業務に集中してるので、タイピングの音がうるさいと気になってしまいますよね。
クリニック内で情報を共有

事務スタッフ内で「MRの〇〇さんがかっこいい」「〇〇メーカー推し!」といった話題で盛り上がったりしていることも。
事務スタッフは女社会なので、情報の共有が早い。
MR本人が知らない間に院内で噂になってることも多いと思いますよ。
以下のようなポイントは、事務スタッフ内で話に出たことがあります。
- 人によって態度を変える:おばさん事務員にはペコペコして、若くて可愛い子にはなれなれしい
- タバコ臭い
- 爪が伸びている
- 結婚してるのに指輪をつけていない
先生との会話・面会内容みたいなところも耳に入っているので、「壁に耳あり、障子に目あり」と思っていた方がいいと思います。
好かれるMRの特徴①:名刺に一言+気遣い

名刺に一言を書いていただいたりとか、そういうところで気遣いが見える方は印象がいいですね。
過去に実際にいたMRの方の話です。
診察が長引いて明らかに忙しそうな時、名刺に手書きの一言メッセージを書いて帰られた方がいました。
他の会社は面会を取り次ぎに申し出る中で、忙しいことを察していたのはその方だけだったので印象に残っています。
「資料だけ置かせていただきます」と一言メッセージを添えていたり、一声かけてくださるだけで印象は全然違いますね。
特にその方は、一番最初に名刺を出したにもかかわらず、面会をせずに帰られまして。
自分が面会を辞退することで、先生の面会にかかる時間を減らすという部分にまで気を使える方でした。
もし先生がご存じなくても、私たちから先生の方に伝えたくなります。
「この方、最初に並んでたんですけど、先生が忙しそうなので気を使って帰られましたよ」とお伝えしてますね。
お話の内容というより、そういった行動から人として好印象を持てるので、インパクトが大きいです。
こちらでも「周りを見ている人なんだな」と信頼できますね。
好かれるMRの特徴②:小さな気配り

書類の扱いが丁寧な人ですね。
書類がファイルにしっかり整理され、付箋で「ここにハンコをお願いします」と書いてある、といったことです。
先生だけじゃなくて、事務スタッフにも気を使っていただいてると分かるMRの方は好印象です。
常にビジネスパートナーとして見てくださると嬉しいです。
また、以下のような気配りもありがたいです。
- ドアの開け閉めが静か
- 患者さんが使った使用済みスリッパをあえて揃える
- 声掛けが優しい
スタッフの仕事が増えないように配慮してくれている方はすごいありがたいと感じます。
こうした気遣いはその場で評価されなくても、スタッフの中で話題に出た時、必ずプラスになります。
MRに必要なのは謙虚さと気配り

一番はこの場所がどういう空間かを理解しているかどうかという点ですね。
クリニック側からすると、見てる方向は患者さんになるので、MRがそこを理解しているかどうかは重要だと思います。
その部分を理解しているMRは、やり方がスムーズで無駄がないと感じます。
先生と仲良くなると、どうしても「自分は特別」と思い込んでしまい、だんだん態度が大きくなる人がいます。
しかし、常に謙虚な姿勢で、スタッフの仕事も乱さないでくれる人は本当にありがたいと思いますね。
こちらの記事では、MRの怒られ話をまとめてありますので、合わせてご覧ください⇩
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全国のMRへ一言

気遣いは必ず伝わります。
派手な営業より静かな配慮というのが、実は一番印象に残ります。
気遣いのできるしっかりとしたMRの方が多いからこそ、残念な人はそれだけで目立ってしまいます。
ぜひ事務スタッフにも気遣いをして頂けるとありがたいです。
まとめ:MRに求められるのは派手な営業より静かな配慮

今回のインタビューでは、「好かれるMR」と「嫌われるMR」の違いが分かりました。
本記事を参考に、気遣いができる「好かれるMR」を目指してみてください!
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