未経験からMRになるには?コントラクトMRの魅力5選とデメリットを紹介!

今回のブログは、未経験からコントラクトMRへの転職を目指す方に向けた内容です。

MRとは医薬情報担当者のことで、未経験から転職が可能なんです!

CSO業界の特徴、コントラクトMRの仕事内容、魅力、そしてデメリットについて詳しく解説します。

本記事はYouTube動画でもご紹介していますので、動画視聴はこちらから↓

未経験からMRになるには?

未経験からMR転職を目指す方には、CSO業界に転職することが必要です。

コントラクトMRを目指すための基本的なポイントを紹介します。

CSO業界の特徴とは?

CSO業界(Contract Sales Organization)とは、製薬会社が自社で開発した医薬品の販売活動を受託する企業形態を指します。

CSO業界は、製薬メーカーの営業活動をサポートし、MRの人数を柔軟に調整できるため、特に新薬の発売時や一時的なリソースの必要な時期に活用されます。

コントラクトMRは、CSOに雇用され、製薬メーカーの販売の案件を担当します。

これにより、製薬会社はコスト削減や効率的な営業活動が可能になるという仕組みです。

コントラクトMRの仕事内容

1. 新薬の情報提供

コントラクトMRの主な仕事は、医師に対して新薬の情報を提供することです。

情報提供には以下が含まれます。

  • 薬の効果:新薬がどのように作用するか、どのような患者に適用できるかを伝えます。
  • 副作用:薬の使用に伴うリスクや副作用についても説明し、医師が適切に使用できるようにします。
  • 適応症:新薬が適用される病気や症状について、最新の情報を提供します。
  • 使用方法:薬の投与方法や使用頻度についても詳しく説明します。

医薬品の情報提供ということなので、専門性の高い情報を届けることが必要ですね!

2. 治療ガイドラインの更新情報の提供

医療業界では、治療ガイドラインが定期的に更新されます。

コントラクトMRはこれらの最新情報を医師に提供し、医師が最適な治療を行えるようにサポートします。

  • ガイドラインの変更点:最新のガイドラインで変更された点や、新しく追加された治療法について詳しく説明します。
  • 臨床データ:ガイドラインの変更に基づく新しい臨床データや研究結果を共有します。
  • 治療の推奨:新しいガイドラインに基づいて、どのような治療が推奨されるかを説明します。

ガイドラインの更新情報は医師も気にしているところなので、非常に医師のためになりますね!

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3. 患者さんのフォローアップ

新薬が実際に患者さんに処方された後のフォローアップも重要な業務です!

医師に対して、患者さんの経過や新薬の効果についてフィードバックを提供します。

  • 治療効果の確認:新薬が患者さんにどのように効果を発揮しているかを確認し、医師に報告します。
  • 副作用の報告:患者さんが新薬によってどのような副作用を経験しているかを把握し、必要に応じて医師に情報を提供します。
  • 継続的なサポート:患者さんが継続して薬を使用できるように、必要な情報やサポートを提供します。

新薬が患者さんに投与されたら、MRの活躍時です!

4. 雑談

医師との信頼関係を築くためには、仕事に関する話題だけでなく、プライベートな話題や雑談も重要です。

雑談を通じて医師との関係を深めることで、より円滑な情報提供や営業活動が可能になります。

  • プライベートな話題:医師の趣味や興味に関する話題を提供し、リラックスした雰囲気を作ります。
  • 共通の話題:医療業界の最新ニュースや共通の知り合いに関する話題など、共通の関心事を探ります。
  • 信頼関係の構築:定期的に訪問し、信頼関係を築くことで、医師が困ったときに頼りにされる存在になります。

医師も人間なので、仲良くなりたいですね!

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コントラクトMRの魅力5選!

続いてコントラクトMRの魅力5つをご紹介していきたいと思います!

1. 医師向けの仕事でやりがい抜群

コントラクトMRは、仕事内容の部分でもお伝えしましたが、医師とコミュニケーションをする機会が非常に多い仕事です。

そのため、次のようなメリットが生まれます!

  • 高い専門知識:医師に対して新薬の情報を提供するため、常に最新の医薬品情報や治療ガイドラインを学び続ける必要があり、自身の専門知識も向上。
  • 社会的意義:医療の現場で直接的に患者さんの治療に貢献できる仕事であるため、社会的に意義のある職種。
  • プロフェッショナルな環境:医師や医療従事者と接することで、自身もプロフェッショナルとして成長できる環境が整っています。

コントラクトMRは、医師や医療従事者を相手に仕事をするため、高い専門性と責任が求められます。

にしま
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専門性を高めるモチベーションも上がり、やりがい抜群です!

2. 裁量権を持って自由に働ける

コントラクトMRは、自分の裁量で仕事を進められるため、自由度の高い働き方が可能です!

具体的には次の通りです。

  • スケジュール管理:訪問先の医療機関や訪問時間を自分で決めることができるため、自分のペースで仕事を進められます。
  • ワークライフバランス:自分のスケジュールを管理できることで、プライベートの時間も確保しやすくなり、訪問の合間に休憩を取ることも可能です。
にしま
にしま
訪問の間に、昼寝をしてリフレッシュすることもできちゃいます!
  • 戦略的営業:どの医療機関を重点的に訪問するか、どの医師と関係を深めるかなど、自分で戦略を立てて営業活動を行うことができます。

3. 経験領域が広がる

コントラクトMRは様々な製薬メーカーのプロジェクトに関わるため、多岐にわたる経験を積むことができます!

  • 多様なプロジェクト:CSOに雇用されるコントラクトMRは、複数の製薬メーカーのプロジェクトを担当することが多く、さまざまな医薬品や治療分野に触れる機会があります。
  • スキルアップ:異なる医薬品や治療法に関する知識を身につけることで、幅広い専門知識とスキルを獲得できます。
  • キャリアの柔軟性:多岐にわたる経験を積むことで、将来的に製薬メーカーのMRや他の医療関連職種へのキャリアチェンジがしやすくなります。

このように、どんどんキャリアアップしていきたい!思っている方にとっても、非常に魅力的な仕事になります!

4. 年収が高い

コントラクトMRは、一般的な職種に比べて高い年収を期待できます!

  • 基本給の高さ:コントラクトMRの基本給は高めに設定されており、20代で年収500万~600万円を目指すことも可能です。
  • 日当やインセンティブ:基本給に加えて、日当や営業成績に応じたインセンティブが支給される場合もあり、年収がさらに上がる可能性があります。
  • 福利厚生:家賃補助や退職金制度、確定拠出年金などの福利厚生も充実している企業が多く、経済的な安定が図れます。

安定的に高い収入を得られるだけではなく、頑張り次第で+αの給与も期待できます。

年収を上げたい方にとって、コントラクトMRはかなり魅力的な職種だと思います!

5. キャリアの間口が広く、出口も多彩

コントラクトMRは、将来的なキャリアパスを広げる上で非常に有利な職種です。

その理由は次の通りです!

  • 未経験からのスタート:営業経験がなくてもMRとしてのキャリアをスタートできるため、間口が広い職種です。
  • 医療業界内でのキャリアアップ:コントラクトMRとしての経験を積むことで、医療機器メーカー、ヘルステック企業、医療コンサルなど、医療業界内のさまざまな職種にキャリアアップが可能です。
  • 専門性の高さ:医療業界での専門知識や経験が評価され、他の業界でも転職が有利になることがあります。

このようにコントラクトMRは、未経験でもなれるので、間口が広いだけではありません。

次の転職の選択肢も広げられるという、メリットだらけの職種になります!

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コントラクトMR転職のデメリット

ここまで魅力についてご紹介してきましたが、あまり語られることのない、デメリットについてもご紹介していきたいと思います。

1. MRの人員減少

MR(医薬情報担当者)の業界は現在、人員が減少している傾向にあります。

人員が減少している理由は次の通りです。

  • 製薬業界の変化:近年、製薬企業は人員を減らし、効率的な営業活動を目指す傾向が強まっています。より専門的な知識を持つMRを求めるようになり、人数よりも質が重視されるようになっています。
  • デジタル化の進展:医薬品情報の提供方法がデジタル化されることで、MRの直接訪問が減り、オンラインでの情報提供が増えています。
  • 市場の飽和:一部の製薬市場では、既に多くの医薬品が提供されており、新薬の開発や販売の機会が減少しているため、MRの需要も減少しています。

2. 転勤の必要性

コントラクトMRとして働く上で、全国転勤が求められることが多く、これが一つの大きなデメリットと考えられます。

  • 頻繁な転勤:プロジェクトの性質上、2〜3年ごとに担当エリアが変更されることがあり、生活環境や人間関係も大きく変わるため、適応能力が求められます。
  • 家族への影響:転勤が多いと、家族と離れて暮らす必要がある場合もあり、特に子供がいる家庭では、転校や環境の変化に対する配慮が必要です。
  • 生活の安定性:頻繁な引越しや新しい環境に適応するため、生活の安定性が損なわれることがあります。転勤の度に新しい住居や地域の慣習に適応する必要があるため、ストレスが増える可能性があります。

転勤は心理的負担が多いだけではなく、家族への負担も多いため、転勤が多いことが大きなデメリットと考える人も多いようです。

3. 業務のプレッシャー

MRの仕事は、医師や医療従事者に対して専門的な情報を提供するため、高い専門知識とコミュニケーション能力が求められます。

そのため、業務上のプレッシャーを強く感じ、それがストレスになる人もいるようです。

    • 高い専門性の要求:医薬品に関する最新の情報を常に学び続ける必要があり、特に新薬が頻繁に発売されるため、その都度新しい知識を身につけることが求められます。
    • 営業目標の達成:MRには達成すべき営業目標が設定されており、プレッシャーの中で成果を出すことが求められるため、精神的なストレスがかかることがあります。
    • ドクターとの関係構築:医師との信頼関係を築くためには、定期的な訪問や質の高い情報提供が必要なので、時間や労力といった体力的な負担もあります。

まとめ

今回は、コントラクトMRを目指す際のポイントや、未経験からの転職の利点・注意点を総括しました!

コントラクトMR転職したい方は、下記相談窓口より、ご相談ください。

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  • この記事を書いた人

西 雅貴(にし まさき)

【経歴】2015年3月に長崎大学を卒業し、新卒で塩野義製薬株式会社にMRとして入社。その後、2019年10月にコントラクトMRに転職し、1年間の勤務を経てMRからキャリアチェンジ。2020年からヘルステック(医療IT)企業へ入社し医療業界のDXに携わる。2023年5月ににしまファーマ株式会社を創業。 医療業界の転職支援に特化した人材紹介会社を経営しながら、YouTubeやSNSで医療業界の転職情報や転職ノウハウを発信中。 お問い合わせは下記までどうぞ。 m.nishi@nishimapharma.co.jp

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