今回は、元臨床検査技師で現在は検査メーカーの技術員として活躍されている「臨転堂(りんてんどう)」さんにお話を伺いました。
- 毎日同じことの繰り返しで変化がない…
- 手取りが少なくて将来が不安…
- このままでいいのだろうか…
臨床検査技師として働く中で、こうした悩みを抱えている皆さん!
本記事はYouTube動画でもご紹介していますので、動画視聴はこちらから↓
こんな方におすすめ
- 臨床検査技師として働いているが、キャリアに悩んでいる方
- 毎日同じ業務の繰り返しで変化のない仕事に不安を感じている方
- 臨床検査技師からの転職先を知りたい方
- 年収や働き方に不満がある医療従事者の方
- 臨床検査技師のセカンドキャリアについて知りたい方
この記事を書いた人
臨床検査技師からの転職!

今回は臨床検査技師から様々な職種に転職経験のある臨転堂さんにお話を伺いました!
初めまして、臨転堂と申します。
キャリアとしては、臨床検査技師として7年間総合病院で検査業務に従事した後、以下のような多様なキャリアを経験してきました。
- CRC(治験コーディネーター)
- 医療機器メーカー
- バイオベンチャー
現在は検査メーカーの技術員として、主に臨床検査技師の試薬関連のサポートをしています。
また、「臨転堂」というメディアを運営しており、臨床検査技師の業務やキャリアに役立つ情報を発信しています。
臨床検査技師の仕事内容

臨床検査技師は、医療職の中でもあまり知られていない職種かもしれませんが、一言で言うと「検査をする人」です。
臨床検査技師の主な業務は以下の通りです。
- 生理機能検査:健康診断で受けるような検査
- 心電図検査・腹部超音波(エコー)検査・呼吸機能検査
- 検体検査:採血で採取した血液を分析する
検体検査は血液の成分を調べる検査なので、病院内の検査室で完結します。
そのため、検体検査担当の技師は基本的に検査室にこもりっぱなしです。
一方、生理検査は患者さんに直接検査を行うので、病棟に行ってポータブルの心電図を取ったり、救急外来に呼ばれて超音波検査をしたりと、院内の様々な場所へ出向きます。
基本的に病院の外に出ることはなく、医療機関の中で仕事をするのが臨床検査技師です。
臨床検査技師になろうと思ったきっかけ

私は、小さい頃に祖母が入院し、医療従事者の方にお世話になったという経験をしています。
その時から、将来は医療に関係する職に就きたいという思いがありました。
元々手先が器用で細かい作業が得意なのですが、そのことを知り合いに話したところ「臨床検査技師」という職を教えてもらい、興味を持ったことがきっかけです。
臨床検査技師の悩み

実際に臨床検査技師として働いて、大変だったことや辛かったことを教えてください。
私はキャリアを通して検体検査をずっとやってきたんですが、以下の点が大変だったと感じています。
- 毎日同じことの繰り返し
- 夜勤があるのに給料が低い
臨床検査技師の悩み①:ルーティーンが固定化

検体検査というのは毎日同じことの繰り返しになりがちです。
<臨床検査技師の1日のルーティン>
- 検査ができる状態に装置をセットアップ
- 流れてきた検体をどんどん装置にかけて結果を報告
基本的にこのサイクルの毎日になるので、変化がありません。
毎日同じことの繰り返しですが、逆に病院の中では決められた手順通りにすることが一番正しいので、それから逸脱してはいけない。
毎日誰とも話さないような日もあったりして…。
例えば細かい違いについて追求していくとか、検査業務が好きな方には、はまるポイントももちろんあります。
しかし、私は興味がいろんなところに移りやすくて飽き性なところがあり、外の世界を見てみたいと思ってしまいました。
臨床検査技師の悩み①:夜勤があるのに給料が低い

リーダーが作ったシフトに従って、早番・遅番という感じで働いていました。
月に2〜3回程度でしたが夜勤もありました。
しかし、こうした夜勤や日直が定期的にあるにも関わらず、手取りが多くない。
「この先、生活ができるんだろうか」「家族を養えるんだろうか」という不安がありました。
両方ですね。
臨床検査技師は給料のベースが低いと感じます。
そのうえで基本的には年功序列で給料が決まる世界なので、検査技師として何年働いたかで年収が決まっていきます。
新卒で手取り15〜16万円、5年目で年収約20万円を超えるか超えないかぐらいです。
当時は、家族を養えるんだろうかと不安になる金額だと感じていました。
そうだと思います。
私は、臨床検査技師は向いている人と向いていない人がはっきり分かれる職種だと思っています。
向いていない人が入ってしまうと、つらい部分の方が大きくなってしまいますね。
臨床検査技師に向いている人

以下のような、研究志向が強い方だと思います。
こういった方は、臨床検査技師に向いていると思います。
臨床検査技師のセカンドキャリア

実際にどういった職種を目指せるか、候補を教えてもらえますか?
臨床検査技師からは、以下4つの職種が目指せると思います。
- CRC(治験コーディネーター)
- 医療機器メーカー・試薬メーカー(技術職)
- 食品会社の研究職
- ライフサイエンス業界
臨床検査技師が目指せる職種①:CRC(治験コーディネーター)

私自身、最初に転職したのがCRCでした。
臨床との距離が近く、毎回やることが変わるので飽きが来なかったです。
臨床検査技師とは全く異なりますが医療には貢献できるという職種で、臨床検査技師からの転職先としてはおすすめです。
こちらの記事では、臨床検査技師からCRCへ転職した方のインタビューをまとめてありますので、合わせてご覧ください⇩ 本ブログは、CRC(治験コーディネーター)への転職を考えている方に向けた内容です。 本記事はYouTube動画でもご紹介していますので、動画視聴はこちらから↓ https://youtu.be/tQJ ... 続きを見る
【転職成功】臨床検査技師からCRC転職!年収100万円アップの転職を実現!
臨床検査技師が目指せる職種②:医療機器メーカー・試薬メーカーの技術職

臨床検査技師が使っている医療機器や試薬メーカーの技術職もおすすめです。
営業というよりは技術系のアプリケーションスペシャリストの方が、臨床検査技師とは相性が良いと思います。
臨床検査技師が目指せる職種③:食品会社の研究職

次に、食品会社の研究職もおすすめです。
検査技術を日頃からやっているので、ピペット操作などといった点で、そうした研究業務とは相性が良いです。
臨床検査技師から研究職というキャリアも十分あり得ます。
臨床検査技師が目指せる職種④:ライフサイエンス業界

メディカル業界以外でも、臨床検査技師のキャリアを求めている企業は多々あります。
例えば、ライフサイエンス業界も臨床検査技師との相性はいいと思います。
選択肢としては何ぼでも出てくるかなと思いますね。
臨床検査技師からのキャリアチェンジでは、「選べる選択肢が多すぎるので逆にどうしたらよいか分からない」と迷っている方も多いイメージがあります。
臨床検査技師からの転職:判断軸はどこ?

まずは自分がどうしたいのか、以下の点を考えてみるといいと思います。
- 研究を深めていきたい
- ビジネスを頑張っていきたい
- 営業にチャレンジしたい
この部分が自分で分かっているなら、次のキャリアはすぐに見つかると思います。
逆に、選べる選択肢が多すぎて何ができるかが分からないという方は、にしまファーマさんのような転職支援会社から提案してもらうと動きやすいかなと思います。
まとめ

今回は、元臨床検査技師で現在は検査メーカーの技術員として活躍されている「臨転堂(りんてんどう)」さんにお話を伺いました。
臨転堂さんのブログはこちら
臨床検査技師は、医療業界だけでなくライフサイエンス業界でも役立つ資格・経験を持っています!
「このままでいいのだろうか…」と悩んでいる臨床検査技師の皆さん。
ぜひ一度自分のキャリアを見つめ直し、新しい可能性を探してみてはいかがでしょうか?
にしまファーマでは、医療業界のキャリア形成に役立つ情報をお届けしています。
転職をご検討の方はぜひこちらからご相談ください。



