【転職】未経験から医療機器営業!年収が2倍になる穴場業界を目指せ!

本記事は、未経験から医療機器の営業職に転職したい方向けに情報をまとめています!

医療機器業界は高年収を目指せる穴場業界です。

未経験から転職して、年収が2倍になることも!?

本記事はYouTube動画でもご紹介していますので、動画視聴はこちらから↓

 

【転職】未経験から医療機器営業!年収が2倍になる穴場業界を目指せ!

未経験から医療機器業界の転職を目指したい方向けに、今回は情報をまとめています。

さらにその中でも医療機器の営業職について詳しくご説明できたらと思っています。

医療機器業界の魅力

医療機器業界の魅力は次の通りです!

  • 業界の安定性と成長性
  • 対ドクターとのコミュニケーション
  • 直行直帰で抜群の裁量権
  • 圧倒的な年収と福利厚生
  • 間口が広くキャリアパスも結構豊富

医療機器メーカーは、非常に大手の企業が多く、どの企業も基盤がしっかりしているのが特徴です。

そのため、20代の頃から、年収500万は当たり前。

600万や700万、高い方だと800万以上の年収を目指すことも可能になります!

  • 営業力には自信がある
  • 安定した固定給が欲しい
  • さらにインセンティブでもガンガン稼いでいきたい

こんな風に考えている方にはまさに、ぴったりの業界になります!

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未経験から医療機器の営業職に転職

早速、2パターンに分けて、どのような条件の方が未経験で医療機器の営業職に転職ができるのかをご紹介致します。

パターン1:医療業界での勤務経験がない

条件は次の通りです。

  • 学歴は大卒
  • 年齢は20代がベストで30代前半まで
  • 営業経験が2年以上

逆に上記の条件が揃っていれば、医療業界の専門知識が無い方や、中途採用でも医療機器業界は目指せます。

医療業界の知識は、転職後に身につけましょう!

医療機器業界の営業職は、実際に器械を販売していく有形商材の営業になります。

そのため、業界に関する深い知識も確かに必要なのですが、それ以上にドクターとのコミュニケーション力や、物を実際に売ることができる、営業力が大切になります。

営業という分野での、成功体験や実績を面接で問われることが多いです!

まず最初に第1に問われるのは、「あなたは営業マンとして自信がありますか?」ということです。

営業マンとしての適性があるかどうかが、大前提の転職になります。

パターン2:医療業界での勤務経験がある

2パターン目が、今現在医療業界で勤務している方です。

看護師、臨床工学技師、臨床検査技師といった医療従事者。

または、製薬会社のMRや、医薬品卸のMSさん、検査薬や診断薬等、医療品の営業してきた方々が対象になります。

営業経験がなくても、同じ医療業界ということで、親和性高く、挑戦する間口も広くなってきます。

さらにその中でも、医療系の営業をしてきた方は一番相性が良いです!

医療機関向けに、医薬品や、検査薬、診断薬等を販売してきた方々にとっては、販売する対象物が医療機器に置き換わるだけ。

そのため、非常に、医療系の営業経験者との相性が良く、間口の広いです。

医療機器業界の全体像や特徴

医療機器業界の全体像や特徴について、ご説明致します!

医療機器業界とは

医療機器業界とは、病院での検査機器や治療機器、手術に使うような機器を開発・製造・販売している業界です。

主な種類は次の3種類。

  • 治療機器
  • 検査機器
  • 医療材料

治療機器は、循環器だと、カテーテルやペースメーカー等。

整形外科だと、人工関節脊椎固定器具等。

そして、外科手術で使用する治療機器だと、最近流行りの医療手術支援ロボット等。

このようなものが、医療機器になります。

検査機器は、大型から小型のものまであります。

大型なものだと、CTやMRI。

小型から中型のものだと、人工呼吸器や糖尿病の血糖測定器等。

医療材料は、注射器やガーゼや点滴チューブ等が例として挙げられます。

医療機器業界の有名メーカー

メーカーによって、どの医療機器を扱っているかや、強み、注力する領域がわかれています。

また、内資や外資によっても、色々特色が変わります。

内資系で有名なメーカーは次の通りです。

  • オリンパス
  • テルモ
  • ニプロ
  • 日本光電
  • 富士フィルム

外資系の有名メーカーは次の通りです。

  • メドトロニック
  • ジョンソンエンドジョンソン
  • アボット
  • GEヘルスケア

この様なメーカーが大手企業として、挙げられます。

そして、心電図関連の機器は、内資系メーカーが強い等、内資系か外資系によって特色が分かれたりもします。

また、企業ごとに色もあるので、転職する際はメーカーについてしっかり調べ、自分に合っているか確認することが大切です!

医療機器業界の成長性

続いて、医療機器業界の成長性について紹介致します。

まずはこちらのグラフをご覧ください。

出典:みずほ銀行 医療機器業界動向

日本の医療機器業界は、図に示す通り、非常に右肩上がりに成長しているのが特徴です。

2018年には、3兆円を超え、2025年には約3.4兆円。

そして2040年には約4.7兆円にまで膨らみます。

少子高齢化が背景としてあるのですが、それだけではありません。

最近は、非常に国民の健康意識が底上げされてきています。

健康意識を高めるための医療機器のデバイス等が次々と発売され、活用する人が増えてきているということが背景にあります。

市場規模が高いということは、業界の安定ということが言えます。

医療機器の営業職の立ち位置

医療機器の営業職の立ち位置についてご説明致します。

医療機器メーカーは、医療機器の研究開発をして、それを製造して、現場に売っていくという全ての工程を業務内容としています。

それぞれの工程で、研究開発の職種や、薬事申請の職種、品質管理の職種、営業や流通、アフターサービス等と、職種ごとに細かく分けられています。

医療機器の営業職は、自社で開発した医療機器を医療機関に届けていくというのが仕事内容になります。

つまり、医療機器業界の中で、最前線のお仕事と言っても良い、大切な立ち位置になっています。

医療機器の営業職の仕事内容

続いて、医療機器の営業職の仕事内容についてご紹介致します。

仕事内容は大きく2つ。

医療機関向けのルート営業手術の立会いになります。

メーカー側から車が社員1人1人に与えられ、医療機器の営業マンは、自分が担当している担当エリアの医療機関を、ルート営業で回っていくのが主な仕事内容になります。

取引するクライアントは、医師や、看護師さん、臨床検査技師、臨床工学技士。

さらに、医療機関に医療機器を納品するディーラーさんとのやり取りも発生します。

定期的にルート営業をして、ドクターにアポイントを取って営業していくというのが営業方法になります。

他社製品を使用している病院等に、「自社のものに変えませんか?」とアプローチするのが主な営業方法になります。

医療機器の営業スタイル

医療機器は扱うものによって営業スタイルが変わってきます。

検査機器の場合

例えば、検査機器の場合、大型のものだと金額も高額になります。

10億円くらいの機器も存在するため、病院長や理事長等、経営層の方のアプローチが必要になってきます。

そして、MRIやCT等は、すでに病院に設置されている機器については、タイミングが大切になります。

買い換えるタイミングは、保守点検のタイミング等で、各病院にて数年に1回になります。

大型の検査機器を病院に導入する場合、その設置に向けて工事をしたり、システムを整えたりする必要がある場合も。

そのため、病院側とのやり取りだけではなく、「自社ー病院ー工事会社ー医療機関のシステム部」の全ての調整が必要で、多くの人とコミュニケーションをとることになります。

そのため検査機器を販売する場合は、営業力だけではなく、多くの機関を管理し運営する調整力が必要になってきます。

治療機器の場合

循環器や整形外科等、診療科によって扱う治療機器が変わってきますが、基本的に取引する顧客は、ドクターや、オペの看護師さん、臨床工学技士さんになります。

治療機器の営業の特徴は、先ほど主な仕事内容の2つ目としてご紹介した、手術の立会いが大切になってくるということです。

医療機器メーカーの中でも、手術で扱う機器を扱っている場合、手術の立会いという仕事が多く発生します。

この立会いとは、患者さんに対してお医者さんがオペをする現場に立ち合い、機器の使い方等の説明をし、お医者さんをフォローをしていくことが、仕事内容になります。

もちろん、営業マンは、医療行為を行うことはできません。

しかし、手術の立会いをすることによって、お医者さんにより製品について理解してもらえる貴重なタイミングになったり、お医者さんと会話する数も多くなるため、信頼関係を構築するタイミングでもあります。

また、オペに、最後まで立ち会うことによって、リアルタイムで感想を聞けたり、その製品に対してのフィードバックが聞くことができるというメリットも!

医療機器の営業職の魅力とデメリット

医療機器の営業職の魅力や、あまり語られないデメリットについてもご紹介していいきたいと思います!

医療機器の営業職の魅力

医療機器の営業職の魅力は主に5つあります。

順にご説明致します。

医療機器の営業職の魅力①業界の安定性と成長性

魅力の1つ目は、医療業界の安定性と成長性になります。

これから医療機器業界は非常に伸びてくる業界と言われています。

人々の健康意識も高まり、色々な企業が業界に参入しやすい状況にあります。

そのため、医療機器業界には非常に沢山のチャンスがあると捉えることができます!

医療機器の営業職の魅力②対ドクターとコミュニケーションが取れる

魅力の2つ目は対ドクターと、コミュニケーションを取れるということができること。

医療機器は、実際に手術をする時や、検査をする時に、お医者さんにとって、診療に必要な道具になってきます。

ドクターが実際に現場で使う道具を提案するお仕事内容になっているので、ドクターにとっても重要性が高く、よりニーズが高くなります。

そして、ドクターは人生経験豊富な方が多く、社会的地位の高いです。

もちろん営業マンは自社製品を扱うプロとして現場に向かいますが、相手であるドクターは診療のプロです。

より高い専門性が問われる心臓の病気である弁膜症等に纏わる製品を扱い、先生のところに営業しに行く場合、この弁膜症に対しての疾患について先生とディスカッションすることもあります。

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医療機器の営業職の魅力③裁量権が抜群

魅力の3つ目は、裁量権が抜群で、直行直帰もできるということです。

医療機器の営業は医療機関向けのルート営業が主な仕事内容。

朝からどこを回って、夜どこ回って、そのまま家に帰るというタイムマネジメントを自分で管理。

また、営業範囲は広いことが多いですが、担当するエリアをどのようにマネジメントしていくかは自分次第。

時間的な裁量権だけではなく、営業戦略を決める裁量権もあるので、医療機器のルート営業は非常に裁量権が高いと言われています。

また、直行直帰なので、オフィスに寄る必要もなく、変に人間関係で悩んだり、内勤業務を頼まれたりすることもありません。

もちろん休憩時間についても自分で決めてとることができます。

営業と営業の合間に、車にて仮眠をとったりすることもできる等、自身の体調管理もしやすい環境にあります。

医療機器の営業職の魅力④高年収と手厚い福利厚生

4つ目の魅力は、圧倒的な年収と手厚い福利厚生です。

医療機器業界は利益率が10%程度と言われていて、かなり儲かってる業界です。

そのため、年収レンジも高く設定されているのが特徴になります。

30歳時点で年収700万、800万超える人が多く存在し、20代でも年収600万円以上を達成している人もいます!

中途採用でも、営業力を武器に医療に貢献したいという思いさえあれば、医療機器業界の中でも、大企業に入社して、人生を逆転させることができます!

そして、手厚い福利厚生がある企業も多く、待遇の整っているホワイトな企業がたくさん存在します。

実際ににしまファーマにて転職支援をさせていただいた方の中にも、地銀勤務で年収400万だったのが、2倍程度上がったという方もいました。

医療機器の営業職の魅力⑤間口が広い・キャリアパスの出口も広い

5つ目の魅力は間口も広くて、キャリアパスの出口も広いということです。

医療機器メーカーは、研究開発や企画、マーケティング、現場という場において、医療機器を世に出していくまでの間に、色んなステップを職種ごとに踏んでいきます。

転職した医療機器メーカーにて、ステップアップしていくことも可能ですし、医療機器メーカーの中で横に移っていく機会も存在します。

医療業界の営業マンという経験値を武器に、それこそ他の業界である、ヘルステック企業や医療コンサル、医療人材等にチャレンジすることもできます。

医療機器の営業職で培ったその経験やスキルを活かせる場所は沢山あります。

医療機器業界の営業職のデメリット

では、あまり語られない医療機器営業のデメリットについてもご紹介致します。

デメリットは3つ。

①勤務地の許容を広げる必要がある

1つ目が、勤務地の許容を広げないといけないことです。

転勤自体は多くはないと言われています。

しかし、自社で管轄している、東海エリアや関東エリア、関西エリア等、そのエリアの中での移動が発生することがあります。

初任地で、未経験から転職して入る際、勤務地の許容をある程度広げた上で、入社をするというパターンが多いです。

そのため、未経験の方は特に、可能な限り初任地や今後の転勤の可能性について、許容した方が医療機器の営業職へはチャレンジしやすいです。

ただし、製薬会社のMRのように、頻繁に全国転勤が存在する仕事ではないため、許容できる範囲で、許容することをご検討いただけばと思います!

②オペの発生で働き方が左右される

そしてデメリットの2つ目が、オペの発生で働き方が左右されるということです。

特に、緊急手術の多いような整形外科の機器を扱う場合は、患者さんが事故に遭って、緊急で病院に運ばれてきたりすることもあり、土日に急に電話連絡があり、緊急手術の立会いに行くことも。

それこそ仕事が終わって家に帰ってきたのに、そこからまた、電話がきて慌てて出勤するということもあります。

この様に、仕事がイレギュラー的に発生してしまうっていうところが、一つのデメリットとして存在するかと思います。

③医療機器は買い切り型

3つ目のデメリットは、医療機器という製品の特徴上の話です。

医薬品は、一度先生に採用されると、その製品が患者さんに定期的に処方される仕組みになっています。

一方、医療機器は一度先生が使うと、そこから次の買い替えの時期まで、中長期的なスケジュールを見ないといけません。

新しく先生が買い替えたそのタイミングで数字が上がることになるのですが、それが継続的に右肩上がりに上がっていくかというと、そういう訳にはいきません。

またその次の半期ということで、一度高い数字が重なってしまうと、製品の特性上、そのものをアップするのが、容易ではないのです。

この様に、勤務地や勤務時間、そして製品の特性上、安定した売上を上げていくためには、営業力が必要で、かなり泥臭い活動が必要になります。

まとめ

今回は「未経験から医療機器営業!年収が2倍になる穴場業界を目指せ!」と題して、医療業界の特に医療機器の営業職についてご紹介致しましたが、いかがでしたでしょうか?

未経験でも営業力や、医療業界での経験があれば十分にチャレンジできる職種。

安定した雇用や高い年収等、魅力がいっぱいです。

にしまファーマにて医療業界への転職支援を行い、成功した方が多くいらっしゃいます。

新規の転職活動のご相談も随時承っているので、是非、お問合せ頂ければと思います!

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  • この記事を書いた人

西 雅貴(にし まさき)

【経歴】2015年3月に長崎大学を卒業し、新卒で塩野義製薬株式会社にMRとして入社。その後、2019年10月にコントラクトMRに転職し、1年間の勤務を経てMRからキャリアチェンジ。2020年からヘルステック(医療IT)企業へ入社し医療業界のDXに携わる。2023年5月ににしまファーマ株式会社を創業。 医療業界の転職支援に特化した人材紹介会社を経営しながら、YouTubeやSNSで医療業界の転職情報や転職ノウハウを発信中。 お問い合わせは下記までどうぞ。 m.nishi@nishimapharma.co.jp

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